色々な性能が付いた浄水器が販売されているため、それらの中から上手に選ぶためには比較ポイントをしっかり押さえておくことが必要です。特に、最低限チェックしておきたい二つのポイントについて考えてみましょう。一般に浄水器の主な役割と言えば、水を綺麗にすることです。それで、必ずチェックしたい比較ポイントは、家庭用品品質表示法によって定められている12もしくは13の物質を除去できるかどうかという点であると言えます。

その中には、カルキ臭の原因になる遊離残留塩素や濁り、溶解性鉛や農薬といった物質が含まれています。これらは水道水の安全性を確保するために最低限必要な除去物質です。しかし、最近販売されている浄水器の中には、製造過程で非常に高い技術が使われ、80項目もの物質を除去できると謳っているものもあると言われています。浄水器の性能に関して、もう一つの比較ポイントとなっているのは、カートリッジの寿命です。

カートリッジは消耗品であるため、定期的に交換しなければなりません。仮にカートリッジの交換時期を過ぎてしまっているのに引き続き使用しているとしたら、浄水機能を十分に発揮できないことに加えて、錆やカビが発生する原因となることがあります。そこでチェックしておきたいポイントは、頻繁な交換が不要な高寿命のカートリッジを選ぶことです。もしくは、交換時期を忘れてしまうといった事態を防ぐために、残量表示機能が付いたものを選ぶのもよいでしょう。